助成金とは

社会保険労務士が扱う雇用関係の助成金は、条件が合えば予算の範囲内では必ず受給できます。お金の原資は、税金ではなく、会社が支払っている雇用保険料や労災保険料の一部が、助成金として、政策に沿う行動をとった企業に還元されるのです。

雇用関係の助成金とは、返済の要らない、貰いきりのお金です。貸付金とは違いますので、返済が不要なのです。

経営者さんの中には、「わずか50万円か」と思われる方もあるかも知れませんが、利益率が10%の会社の場合、50万円の収入は売上げに換算して500万円の価値があります。

しかし、いくつかのハードルがありますので、助成金の受給には、それをクリアすることが重要です。もちろん、事業経営にとっても良い影響を与えます。

雇用関係の助成金は、次のことに注意をしておきましょう。

  • 運転資金には、使えない。受給できるまで、早くて3カ月長ければ1年以上後。
  • 解雇は、助成金の返還理由になります。気の短い経営者の方は、多少の我慢が必要かも知れません。

創業もしくは異業種への進出を考えている ⇒ 詳細

従業員の雇入れを考えている ⇒ 詳細